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こんにちは!Ganzyです。今回はNFTアートに対する画像処理やAI技術の活用事例についてまとめてみました!!現在、アーティストとAI技術が共同でアートを創作することで新たな価値を提供しております。まとめておりますので、ぜひご覧ください!!
NFTアートとは
NFTアートとは、デジタルコンテンツに対してNFT処理を掛け合わせたものことをさします。
NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、データ管理にブロックチェーン技術を活用することで改ざんすることができない仕組みになっており、これにより実物のアート作品と同様デジタルコンテンツに対しても唯一無二の作品に昇華させることができます。
NFTアートの詳細については下の記事をぜひご覧ください!!
NFTへの画像処理の活用について
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現在、NFTアートの発展により様々なアーティストの方がデジタルアートを作成しております。その中でアーティストではなく画像処理技術やAI技術によってアートを生成する手法が注目を集めておりますので紹介していきます!!
①CryptoPunks (クリプトパンク)
この画像処理技術を用いたNFTアートの代表作がNFT界超大物「CryptoPunks」になります。
CryptoPunksは24✖︎24ピクセルのドットで作成されたもので、画像処理アルゴリズムよってランダムに1万点生成されました。
世界的に人気なNFT作品であるため、そもそも手放したい人が少なくいくらお金を持っていても手に入れる事が難しくなっております。(最大で8億円の額で取引がされている)
![](https://ganfreeimages.com/wp-content/uploads/2022/01/Screen-Shot-2021-05-12-at-4.28.25-pm-800x797.jpg)
②ヒト型AIロボット「ソフィア」のNFT作品
ソフィアとは、香港を拠点とする企業ハンソン・ロボティクスによって開発されたソーシャルヒューマノイドロボットになります。
このAIロボット・ソフィアによるNFTのデジタルアート作品が、3月25日にマーケットプレイス「ニフティゲートウェイ」で行われたオークションにて68万8888ドル(約7500万円)で落札されております!!
ソフィアが作成したNFTアートは 「Sophia Instantiation」と題され、ソフィアがイタリア人デジタルアーティスト、アンドレア・ボナセトと共同で制作したものであり、ボナセトがつくったソフィアの肖像画に対してソフィアによるデジタル絵画に転換したものになります。独特なタッチの絵に仕上がっており何か惹きつけられてしまいます!
![](https://ganfreeimages.com/wp-content/uploads/2022/01/sophia-800x800.jpg)
③「株式会社XNOVA」 AI絵画×NFT 京都大学ベンチャー企業
株式会社XNOVA は京都大学のメンバーを中心とした会社であり、人類の外側から見たアートというコンセプトでAI技術であるGANを用いてアート作品を生成しております。またテーマを与えることで絵画を生成することができ、下のアートでは海底というテーマで素晴らしい作品ができあがっているのがわかるかと思います。本当にかっこいい、、!
![](https://sakisiru.jp/wp-content/uploads/2021/09/kaitei2-340x340.jpg)
ここで、 GAN とは敵対性ネットワーク(Genera tive Adversarial Networks。以下、GAN)の略になっており、学習した画像からその特徴を用いて新たな画像を生成する技術になります。この技術によって非常にリアルな人の顔やアート作品など様々な画像の生成が行われております。
GANの詳細な以下の記事をごらんください
④「Edmond de Belamy」 (エドモンドベラミー)
「Edmond de Belamy」は、パリを拠点とする芸術集団であるObviousによって2018年にGANの技術を活用して構築された作品になります。オークション前の見積もりを上回り、7,000ドルから10,000ドルと評価され、432,500ドル(4900万円)で販売されました。こちらはNFTアートではなく、肖像画になるのですが、AIアートの先がけとして紹介させていただきました!
![](https://ganfreeimages.com/wp-content/uploads/2022/01/270px-Edmond_de_Belamy-1.png)
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c1/Edmond_de_Belamy.png/640px-Edmond_de_Belamy.png)
今後のNFTアート×AIについて
紹介したようにさまざまなNFTアートに対して画像処理技術やAI技術が活用されており、今後も活用の幅が広がっていくと思います。ただ人の作品が淘汰される形ではなく、AI技術よって生成した作品に人がインスパイアされより良いものを創作したり、もしくは人の作品にAI技術によってなにかしらの変換を行うことで更なる価値を与えるといったように人とAIがタッグ組んでアートを作成していくようになるのではと考えてます!!
その中で私もGANの技術を活用したNFTアート「Dress Up Gorilla」を作成しております。よかったら下の記事をご覧ください。
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