こんちにはGanzyです。今回は最近はやりのAIイラストとその見分け方について記事にしました。昨今流行しているAIイラストの見分ける方法について私の方で調査しましたのでまとめております。興味がある方は是非見ていって下さい！！
AIイラストとは？
まずAIイラストとは、AIを活用して機械的生成された画像のことを指しております。
昨今、このAIを活用した画像生成技術「Stable Diffusion」がオープンソース化されて話題を呼んでおります。
こちらは2022年8月に無償公開された描画AIであり、生成したい画像を連想させる文字を入力するだけでそれっぽい画像を生成できてしまうという驚異的な技術になっております。下の絵はStable Diffusionで生成した絵になります！！
またこれに続いて「NovelAI」という同様に文字を入力してアニメ風の画像を生成できる技術もオープンソース化されております。
このようにAIによって生成された画像は加速度的に普及しており、実際に人が書いたイラストなのか、AIが描いたイラストなのか人の目では判断つかない領域に達しております。
AIの技術が発展したことにより、人と同レベルのイラスト生成が可能になってきているんですよね、、末恐ろしい、、
AIイラストの見分け方はあるのか？？
急速普及しているAIイラストと人が描いたAIイラストとは見分けることができるのでしょうか？いくつか一般的に言われている方法について紹介していきます。
画像の縦横比で判断？
ここであるニュース番組で言われていた見分け方について紹介すると、AIで生成した画像は正方形(解像度が縦横比が一対一)
といっておりましたが、こちらはダウトです！！
たしかにソースコードをいじらないと正方形の画像として出力されますが、生成した画像を後からリサイズすることもできますし、そもそも人が描いたものでも正方形の画像は存在しますよね？
そのため画像の縦横比で判断することは絶対に無理です。
画像の出来栄えで判断？
次は画像の出来栄えで判断することができるかについて考えていきたいと思います。
こちらについてはAIでは、ぱっと見非常にきれいな画像が生成されるのですが、
細部を確認するとがびっていたり、また絵のタッチに一貫性がなかったりします。
これらの点をヒントにAIの画像と推察することはできますがやはり断定することは困難でしょう。
AI判定ツールがある？
昨今、AIで生成された画像を見分ける研究も進んでおります。
例えば、DeepFakeという人の顔だけを入れ替えてしまうような技術については、その画像処理したパターンや、画像データ上の違和感を発見することで検出できる技術が存在しております。
またAIによって生成された人の顔の画像に対して瞳孔の違和感を検出して生成された画像として検出してくれる研究もあります。
しかしこれらの技術が画像生成技術の発展とも改良する必要があり、汎化性の高いモノとは言えず、正直いたちごっこになっているのです。。
以上の紹介した通り、現段階では完全にAIイラスト判定できるようなツールは存在しておらず、また今後もその判定は非常に困難であると推察しております。
AIイラストのヒントのようなものはあるけど、現段階では完全にAIのイラストあると判定することは難しいようですね。
AIイラストの弱点について
紹介してきたように現段階ではAIイラストを判定できるツールはありません。そのため世の中にある画像はAIによって生成されたイラストが溢れてくるでしょう！！
そうなると絵描きを仕事にしている人がAIによって職を奪われてしまうのでしょうか？
私はそれはあり得ないと思います！！
なぜならAIで生成している画像は、もともと人が生成した画像をもとに生成されており、完全な0→１を作り出すことは難しいからです。
目新しい絵の組み合わせは、AIで機械的何枚もの画像を生成することで作成することはできるでしょう。しかし人間のように今まで全くなかった絵を生み出すのはAIでは難しく、この領域で絵描きは生き残っていくと考えます。逆に汎用的なイラスト屋は淘汰されていくかもしれません、、
まとめ
- 現段階では、AIイラスト完璧に判定することは不可能
- AIイラストでは完全な0→１はできない
- 新たなモノ生み出す絵描きが生き残る！！
AIイラストに関する紹介いかがでしたでしょうか？？AIイラストを毛嫌いしている人もいると思いますが、私はAIをツールとして活用し、創作活動にインスピレーションを与えるツールとして活用が進んでいけたらと考えております。私たちのサイトでは創作の手助けになるように願ってAIによるイラスト掲載しているので興味があればぜひ！！
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